はいさい雑草おじさん安里です。
普段は雑草や草なしくんの話が主ですが、最近読んだ本ですごくいいなぁって思ったのがあって、それを紹介したくてブログをアップしました。
その本というのが、「レバレッジリーディング(多読術)」というタイトルの本です。「速読術」というタイトルはよく見かけるのですが、「多読術」ん?ってな感じで興味をそそられ一気読みしてしまいました。
作者曰く読書とは自分にとって、このうえない割のいい投資であるとのこと。
ビジネス書の値段は、だいたい1200円~1500円ほど、仮に1500円の本から学んだ事をビジネスに生かせれば、元が取れるどころか、10倍、もしかしたら100倍の利益が返ってきます。1500円の100倍と言えば15万円になります。つまり、わずか、1500円のビジネス本に15万円の価値が隠されているとすればこれほど格安の自己投資はありません。
でも、ほとんどの人は「読書は大事なことはわかっているけど、忙しくて読むヒマがない」と答えます(わたしもそうでした)
でも、これは作者の本田直之さんに言わせれば全く逆で本当は、
「本を読まないから時間がない」とのことです。???どういう事?
その理由は、ビジネス書には、努力の末に成功した人が汗水たらし、血のにじむような努力をした何十年分の試行錯誤の軌跡が入っており、わずか一冊の本を読むだけで、成功した人のやり方から学ぶということになる。そこで学んだ知識やノウハウを自分流にアレンジして仕事に役立てることができれば、もっと効率よく仕事ができるということです。なんとありがたい事でしょう。
言い換えれば、「不労所得」と「勤労所得」のようなもので、本を読まなければ、「勤労所得」のように、毎回自分でゼロからいろいろ試行錯誤して、実行することでリターンを得ることになります。しかし、本を読むことで「不労所得」のように、蓄積してきた「パーソナルキャピタル(自分資産)」を働かせることにより、少ない労力で大きなリターンを得ることができるようになる。
時間は生まれた時から誰でも一日24時間と平等、それなのに生活レベルが不平等なのには何か理由があるのです。だから、工夫して要領よく効率を上げないと、毎日いたずらに忙しいだけで、本を読む時間も気力も体力も残らないと彼は言います。
この本で紹介されている「多読術(レバレッジリーディング)」は、作者が外資系企業に3年勤めた後、M B A(経営学修士)を取得するためにアメリカへ留学した際、そのビジネススクールでは早いペースで授業が進むだけではなく、信じられないくらい大量の課題が出されるそうです。
しかも、当然すべてが英語、そのため短期間で大量の本を効率的に読まざるを得ない状況に追い込まれ、編み出した技術だそうです。この技術はビジネス本を効率よく読むための手法で「速読」とはまったく違います。速読を身につける時のように、講座に通ったり、目の動かし方を練習したりする必要は全然ありません。誰でも簡単にでき、お金も時間もかけずに身につけることができるというから驚きですね。
詳しい手法は、この本を読んだほうが良いと思いますが、ここではかいつまんで要点をいくつかご紹介させていただきます。
① 本を読む目的を明確にする
※本を読む目的を明確にしておくと、重要なところと、そうでないところの見極めがはっきりつくようになります。したがって、どうでもいいところは捨てることができるので、読むスピードが速くなる。
② 制限時間を設ける
※最初のうちは時間感覚をつかむために制限時間を設けるとよい、制限時間を決めてもついつい夢中になり、いつのまにか時間をオーバーしてしまいます。また、時間ばっかり気にしてチラチラ時計を見ながらでは気が散ってしまうので、タイマーをセットしておくといいかもしれません。
電車やバスなどで通勤されている方は、片道30分なら前半30分と後半30分の1時間で1冊読み切るという目標もいいかもしれません。
③ 16%つかめばOK
※制限時間内に読み切ろうとすると、当然、1冊の本を最初から最後まで読むことはできません。かなりの部分を読まずに捨てることになります。「もしその捨てた部分に重要なことが書いてあるとしたら?」もちろんそういう事もありえます。しかしそれは、しかたのないことだと割り切るというより、読まないほうがだいじなのです。漫然と読んでいると、結果的に時間がかかるからです。それに何日もかけて読んでいると、前に読んだところを忘れてしまい、逆に効率が悪くなるからです。
④ とにかく数多く読む、深く読み込まずとも要点をまとめてメモを取り、何度も読み返す。
以上、凄くためになる良い本でした。
その他にも、コーチングに関しての本や、ものの見方考え方など色んな分野の本などもご紹介出来たらいいなぁなんて考えてます。
レバレッジリーディングに習い、16%くらいお伝えできたら良しとします(笑)
あんしぇーまたやーさい!
雑草おじさん安里でした。
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